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ソウル3 女と転生と赤い箱と
2008-01-23 Wed 21:03

 「つまり、貴方は、転生、出来ないの」

 短く区切られた言葉が、ゆっくりと、俺の脳に浸透してゆく。
つまり、俺は、転生、出来ない。

はぁ?

 白い部屋の中には、赤い箱が転がっていて、
俺は床に座っていて、目の前に女が二人居た。
そして、女が転生という言葉を口にしたのは、
つい先ほどのことだった。

 俺は、目の前にいる二人の女を観察した。
意思の強そうな、というより、自分を絶対曲げ無そうなのが、
この話している奴で、黒い長い髪で眼鏡を掛けている。
もう一人、隣でおでこに両手を当てているのが、
やっぱり長い髪の女で、こちらはうっすらと茶色だ。
ちなみに、先ほどダンボールがヒットした女である。

 「転生の意味分かる?生まれ変われないって事」
当たり前の事といった風に、黒髪の女が言う。

 この、状態の意味が分からない。

 「何で転生の必要があるんだ?」俺は、反射的に聞いた。

 「貴方が死んでるから」女の回答は短い。

 俺は、衝撃的であろう発言に対して、はぁ、そうですか。
それにしても、今日はいいお天気ですね。さようなら。
ぐらいにしか思わなかった。世の中には可哀想な奴もいる。

「ほら、転生の箱から何も引けなかったでしょ」

 黒髪は赤いくじ箱を指した。角の凹んだそれが転がっている。
俺は目を閉じた。次に見開いたら全て消えていますように。


 ソウル4へ続く

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<<肉球について語る 落下思想ラット むき出しマイハート>>
この記事のコメント
おひさしぶりです
お久しぶりです。

夢遊さんの世界にあっという間に引き込まれました。
続きがとっても気になります。
転生という言葉に少し興味があるので楽しみです。

リンク変更了解しました^^
私もこちらのブログをリンクさせて貰ってもいいでしょうか?

でわ^^
2008-01-26 23:36 | URL | トコ #- 内容変更
とこさんへ
あれからまた伺えなくてすいません。
また少し物語的なものを書いてみたくて
やってしまった作品ですが
もしよかったら見てください。

転生はどうなるのかな。
いま構想を練り中
2008-01-27 14:46 | URL | 夢遊 #- 内容変更
久々ですいません;;
なんだか、いつの間にやら夢遊さんの物書き的一面がどどーんと出てますね(ぁ

それにしても文章力が高い><
以上、相変わらず地の文がダメダメなベーコンからでしたー☆

あ、後、1話の話になりますが、ブログは消えましたが自分もやってみようと思います。
2008-02-06 00:07 | URL | ベーコン #a2PHbR9c 内容変更
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